それからの事はあまり覚えていない。
しかし指一本触れず、射精してしまうほどに高まった
この時の高揚感だけはどうしても忘れる事が出来なかった。
その後、学校を辞めなければならなくなったのは、むしろ
幸いだったのかもしれない。
あの興奮を追い求めて飛び込んだ世界は、天職に思えた。
店頭にならぶパッケージを眺め、何百人、何千人にこの肉体を
見られるであろう事を想像するだけで、俺の股間は熱り
悦びの涙を流すのだから。
END