現れたのは今時珍しい、簡素な白ブリーフだった。

陰部を中心に薄っすらと黄色いシミも浮いている。

普段の身嗜みからも着るものに拘らない傾向は見て取れたが
ここまでとは、正直意外だった。

しかし、この無頓着な性格だからこそ、先生は俺の無茶な要求にも
あっさりと応えてくれたのだろう。

なにより俺は、そんな先生だから惹かれたのだ。

心の奥底で、純朴な子供を騙しているような罪悪感を少し感じつつも
俺はそのブリーフのゴムに手をかけた。