尻穴に異物を挿入された身体から放たれる”てっぽう”に、
力強さはまるで無かった。

その度に”気合が足りない”と振り下ろされる竹刀が
元主将の尻たぶを赤く染めていく。

三ヶ月もの間、彼が受けた虐待は”栓”をはじめとする、
陰湿かつ凄惨極まりないものだった。

それは彼の選手としてのプライドはおろか、人間としての尊厳をも
徹底的に破壊し、ついには彼の本能的な部分まで歪めてしまっていた。

「おい、こいつ・・・」

部員の一人が異変に気付き、やがて周囲を取り囲む全員が騒然としはじめた。

その視線の先には、緩んだ前褌からのぞく陰茎があった。

陰茎は、前褌を突っ張り自らを晒す程に硬く大きく勃起していた。

彼の変質的な性的興奮は彼への虐めに積極的であった何人かにとっては
既知の事実だったが、ついに部員全員の知るところとなってしまった。

しかしその羞恥すらも、彼の意識とは無関係に性的興奮の種となり
勃起をより熱く、より硬くしていった。